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筑紫道記(つくしみちのき)

「筑紫紀行」とも。室町時代の紀行。宗祇(そうぎ)著。1480年(文明12)大内政弘の招きで山口に滞在していた著者が,筑紫大宰府を訪れたときの記。下関赤間神宮では平家滅亡の跡をしのび,観世音寺・筥崎宮・志賀島・香椎宮・宗像社を訪ね,各地で連歌の座をもつ名所探訪の旅であった。発句20句,和歌20首を含む。「群書類従」「新日本古典文学大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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