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築山(つきやま)

庭園内に人工的に構築した山。築山の語は江戸時代の作庭書「築山庭造伝」(北村援琴著,1735成立)にみえるのが早い例。「作庭記」には「山をつき野すじををくことは」とあり,築山のうち緩勾配の低いものを野筋(のすじ)といった。平安時代以降実例は多いが,とくに江戸時代の大名庭(だいみょうにわ)では庭景の要素として重要視され,眺望の場所としたり,名山を写す(熊本水前寺成趣園は富士山を,江戸小石川後楽園は廬山を写す)など趣向をこらしたものが造られた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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