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月次祭(つきなみのまつり)

6月と12月に朝廷と伊勢神宮で行われた祭。朝廷では11日に全国の304座の神々に幣帛(へいはく)をささげ,国家安泰を祈念した。伊勢神宮では,9月に行われる神嘗(かんなめ)祭とともに神宮三節(みおり)祭として重要な神事とされ,前月晦日の度会(わたらい)川での大祓(おおはらえ)に始まり,15日の御贄(みにえ)神事の後,16日と翌朝に内宮で,1日早く外宮で由貴大御饌(ゆきのおおみけ)が行われる。奉幣や斎宮の参拝が行われるほか,25日までに別宮などでの神事がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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