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ウラジオストク

日本海に面したロシア連邦沿海州最大の港湾都市。東方を支配せよという意味。漢字表記は浦塩斯徳。1860年北京条約で沿海州全体とともに清国から獲得,海軍基地を設置。90年代シベリア鉄道の起点になると,ロシアの極東進出の拠点,貿易の中心地となる。1918年(大正7)シベリア出兵時には日本の派遣軍総司令部がおかれ,22年の撤兵まで占領した。ソ連時代,太平洋艦隊の司令部として長く閉鎖都市とされたが,1992年外国人にも開放された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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