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臼杵磨崖仏(うすきまがいぶつ)

阿蘇溶岩台地の凝灰岩層に彫られた磨崖仏群。大分県臼杵市に所在。大日如来座像(像高270cm)を含む古園(ふるぞの)石仏群,如来座像(265cm)を含む山王山石仏群,四つの龕(がん)からなるホキ第1群,阿弥陀如来像(279cm)などのホキ第2群の4群からなり,おもな像だけでも60体以上残る。大部分は平安後期の製作だが,鎌倉・室町時代の追刻もある。磨崖仏が多い豊後地方で最も規模が大きい。石像彩色。国宝・特別史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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