1. 用語
  2. 日本史 -う-
  3. 碓氷関(うすいのせき)

碓氷関(うすいのせき)

江戸時代,幕府が設置した最も重要な関所の一つで,中山道の碓氷峠東麓(現,群馬県安中市)にあった。同地近辺には899年(昌泰2)すでに関所が設置されており,鎌倉時代にも設置されたが,1590年(天正18)改めて徳川家康の命で碓氷峠に設けられ,江戸時代を通じて安中藩が所管した。1623年(元和9)横川村へ移転したため横川関所とも称したが,1710年(宝永7)名称を碓氷関所に統一した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう