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氏神(うじがみ)

古代には一氏族が共同で祭る祖先神あるいは守護神。藤原氏の春日神社,賀茂氏の賀茂神社などがある。中世以降血縁よりも地縁的結合が重要となると,地縁集団の居住地の鎮守や産土神(うぶすながみ)と混同されるようになった。今日各地にある氏神には,同族によって祭られる一門氏神,一定地域に居住する住民が共同で祭る村氏神,個々の家の屋敷に祭られる屋敷氏神の三つの型がある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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