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宇喜多秀家(うきたひでいえ)

生没 1572~1655.11.20 織豊期の武将。備前国岡山城主。直家の子。豊臣秀吉の五大老の一員。秀吉を事実上の後見人として1581年(天正9)家督となり,備前・美作・備中半国50万石余を領有。以後秀吉の四国・九州・関東出兵など全国統一事業に協力,朝鮮出兵にも主力として渡海。98年(慶長3)五大老の一員となり国政に参画。1600年関ケ原の戦では西軍に参加,敗北後は薩摩に落ち島津氏にかくまわれたが,のち八丈島に流された。近世岡山城と岡山城下町の原形を作り,また「宇喜多堤」を築いて児島湾の干拓に着手。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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