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山名時熙(やまなときひろ)

生没 1367~1435.7.4 南北朝期~室町中期の武将。但馬・備後両国ほかの守護。将軍足利義満は山名氏の勢力削減を狙い,時熙・氏之(幸)と同族氏清・満幸をあやつった。1390年(明徳元・元中7)時熙らは守護職を没収され,翌年氏清らは義満に反抗したが失敗(明徳の乱)。乱後但馬国守護職を許されてしだいに勢力を回復。管領家につぐ家格の四職家を獲得し,1428年(正長元)足利義教の将軍擁立の際は中心人物の1人となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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