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八百屋お七(やおやおしち)

生没 1666~83.3.29 江戸前期,江戸本郷の八百屋の女。1682年(天和2)12月の大火で檀那寺に避難した際,寺小姓と恋仲になり,翌年再会するために放火未遂をおこして鈴ケ森で火刑となった。火刑の3年後,井原西鶴(さいかく)の「好色五人女」にとりあげられて有名になり,その後,歌祭文・歌舞伎・浄瑠璃などにも登場した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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