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安西四鎮(あんせいしちん)

唐は安西都護府のもとに亀茲(きじ)(クチャ),于_(うてん)(ホータン),疏勒(そろく)(カシュガル),焉耆(えんき)(カラシャフル)の4都督府を置き,あわせて鎮守軍を同地に駐留させて西域の統治にあたらせた。四鎮は,これら鎮守軍の総称。679年に,焉耆に代わって砕葉(さいよう)が四鎮の一つとなったが,719年,テュルギシュ(突騎施)に占領されたため焉耆に復した。安史の乱後,吐蕃(とばん)の侵略にあい,唐の中央アジア軍事支配も終焉を迎えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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