1. 用語
  2. 世界史 -あ-
  3. アレッポ

アレッポ

シリア・アラブ共和国第2の都市。東西交通の結節点として繁栄した商業都市であり,重要な政治拠点。その歴史は紀元前20世紀以前にさかのぼり,ギリシア,ローマ時代に都市の基本的構造が確立した。636年ムスリムの支配下に入り,944年にはハムダーン朝の首都となる。オスマン帝国の統治期には17世紀にイラン,インドとヨーロッパ諸国の中継貿易で栄え,フランスなどの領事館が林立した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう