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アッシュル

ティグリス川中流域,西岸に位置する古代都市(現カルアト・シェルカト)。前2千年紀初頭には都市国家を形成し,以後アッシリア国家の首都となる。前9世紀以降,アッシリアの首都はカルフ(その後ドゥル・シャルキン,ニネヴェ)へと移ったが,アッシュル市は国家神アッシュルの神殿を擁する古都として,国家滅亡まで主要都市であり続けた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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