1. 用語
  2. 世界史 -あ-
  3. アクバル

アクバル

Akbar 1542~1605(在位1556~1605) ムガル帝国の第3代皇帝。父フマーユーンがシェール・シャーによってインドから追われ,シンド地方を逃亡中に生まれた。フマーユーンはデリーを回復したが急死したため,1556年若干13歳で皇帝位についた。80年代には北インドを平定し,税制,軍制,官僚機構を整え,ムガル帝国の支配を確立した。幼少期に読み書きを習う機会を逃したが,彼の近従としてアブル・ファズル他優れた人物に恵まれていたため統治を行うことができた。彼はヒンドゥー教をはじめ諸宗教に対しきわめて寛大で,80年代初め副都ファテープル・シークリーで宮廷を訪れたイエズス会神父等さまざまな宗教の学者を集め討論会を開いた。彼の宗教思想は詳しくは明らかでないが,スーフィー的要素が強かったようである。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう