アキノ

Corazon C. Aquino 1933~2009 独立後7代目のフィリピン共和国大統領(在任1986~92)。フィリピン有数の大土地所有者コファンコ家に生まれ,1954年少壮の政治家ベニグノ・アキノと結婚。マルコスの最大のライバルであった夫に従ってアメリカに亡命するまで,ふつうの主婦であった。ベニグノ暗殺(83年)後,反マルコス陣営結束のシンボル的存在となり,86年の「ピープル・パワー(エドサ)革命」により,大統領に就任。在任中,制度的民主主義の回復に努めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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