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長老派(ちょうろうは)

Presbyterians ピューリタンの一宗派。教義的にはカルヴァン主義に立ち,それを国教会とするスコットランドを模範とする全国的な統一教会体制をめざした。ピューリタン革命期の政治党派としては,ロンドンの市民層と一部の貴族に支持者が多く,内戦の早期終結を図って議会派の右翼を構成したが,独立派の台頭によって革命の主導権を奪われた。王政復古の実現に寄与したものの,イングランド国教会にはいれられず,非国教徒の地位に留まった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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