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駐蔵大臣(ちゅうぞうだいじん)

清朝時代にラサに駐在した清朝官僚の代表。18世紀初頭,清朝は青海ホシュート部を倒し,チベットへの支配権を得て,軍隊と駐蔵大臣を派遣した。ついで18世紀半ばに統治体制を変更し,4人のチベット大臣による行政を駐蔵大臣に監督させることで,ダライラマ政権による高度自治を許したが,しだいに駐蔵大臣の力は強化されていった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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