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エンゲルス

Friedrich Engels 1820~95 ドイツの社会主義者。ラインラントの工場主の子に生まれたが,兵役でベルリンに滞在中左派ヘーゲル主義者となり,父の会社の関係でイギリスに渡り,労働階級の状態を研究してマルクスと同様の思想を抱くに至った。1844年以後マルクスと協力。1848年の革命ではマルクスとともに『新ライン新聞』に寄稿,闘争にも参加,革命後ロンドンに亡命したマルクスを経済的に援助し,かつ彼の著作の普及に努めた。代表作『反デューリング論』『家族,私有財産および国家の起源』など。ロンドンにおいて没。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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