エラム

Elam イラン高原のスーサやアンシャンを中心とした地域と言語の呼称。エラム語の語族は不詳。独自の文字を発明するなどメソポタミアと並行して文明を育て,以後メソポタミアに対する有力な対抗勢力になる。前11世紀頃には絶頂期を迎え,壮大なジッグラトを建設した。アッシリアのアッシュル・バニパルの遠征で敗北し,滅亡。アケメネス朝に交代した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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