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エラスムス

Desiderius Erasmus 1469頃~1536 オランダ,ロッテルダム出身の人文主義者。パリ大学に学ぶ。多くの古典時代の著作を校訂刊行したほか,史上初めてギリシア語原典による新約聖書を刊行して,宗教改革の道を開いた。また『愚神礼賛』などによって当時の社会,文化,とりわけ教会と聖職者の腐敗,堕落に鋭い批判を浴びせ,平和と寛容を説き,「ヒューマニストの王者」としての評価を受けた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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