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エピクロス

Epikouros 前341~前270 ヘレニズム時代初期ギリシアの哲学者で,エピクロス派の祖。サモス島に入植していたアテネ人を両親に持ち,青年期にアカデメイア派の哲学を学ぶとともにデモクリトスの自然哲学の影響をも受けた。ミュティレネやヘレスポントス沿岸の町ランプサコスで一派を興したのちアテネに移り,庭園つきの学校を開いて,以後ルクレティウスを生むなど,その隆盛がローマ時代にまで及ぶ学派の基礎を築いた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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