エドワード黒太子(エドワードこくたいし)
Edward the Black Prince 1330~76 イングランドの皇太子でエドワード3世の長子。百年戦争の初期,弓兵を率いて勇戦し,武名をあげた。黒太子の名は着用した甲冑の色に由来するといわれる。1356年ポワティエの戦いで捕虜にしたフランス王ジャン2世に臣従の礼をもって侍した話は有名で,中世騎士道の華とうたわれた。のちフランス西部の領土を統治,カスティリャに遠征したが,帰国後病没。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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