エジプト,新王国(エジプト,しんおうこく)
前1550頃~前1069頃 第18~20王朝。ヒクソスを追放したエジプトがアジアに進出,世界帝国を建設した時代。トトメス3世からアメンヘテプ3世の時代が最盛期。アメンヘテプ4世の宗教改革により一時衰えたが,ラメセス2世がこれを回復。多くの大神殿(ルクソール神殿,カルナク神殿など),岩窟墳墓(王家の谷など)はこの時代の繁栄を語る。末期にアメン祭司団と軍人階級の握手による第20王朝が成立したが,以後衰える。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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