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エカチェリーナ2世(エカチェリーナにせい)

Ekaterina ・ 1729~96(在位1762~96) ロシアの女帝。ドイツのアンハルト・ツェルプスト公の娘。1745年,のちのピョートル3世(在位1761~62)に嫁し,近衛連隊のクーデタにより即位。啓蒙専制君主を自認,農奴以外の全身分代表を招いて新法典編纂委員会をつくり,「訓令」を与えるなどした。プガチョーフの反乱とフランス革命により防衛的となり,貴族の特権・自由を拡大強化し,貴族文化を開花させた。批判的な知識人は追放,投獄された。ロシア‐トルコ戦争,ポーランド分割などで領土を拡大した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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