Euripides 前485頃~前406頃 ギリシアの三大悲劇詩人の一人。前408年頃故国のアテネを去ってマケドニア王廷におもむいて没した。彼の作品は90編ほどあったと伝えられ,『メデイア』『アンドロマケ』など18編の真作が現存するが,アイスキュロス,ソフォクレスのように伝統的な神々の支配への信仰に安住しえず,ソフィストや自然科学者などの新思想の影響を示している。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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