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焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)

秦の始皇帝が丞相(じょうしょう)李斯(りし)の建言により,前213年医薬,卜筮(ぼくぜい),農事などの実用書を除くすべての書物を焼き,ついで翌年,儒生を捕え,その460余人を咸陽(かんよう)で穴埋めにした事件。法家主義に徹し,思想統制を目的としたこの事件は,後世の儒教の立場で粉飾誇張されているらしいが,これによって先秦の古書の多くが亡失したとされる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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