ブルム

1872~1950 フランスの政治家。最初文学者,劇評家として出発したが,ジョレスと親交を結び社会党に入党した。第一次世界大戦後,共産主義者と分裂し社会党の指導者となった。1936年,人民戦線内閣の首相に就任。社会・労働立法を推進したが,経済回復に失敗し翌年辞職した。第二次世界大戦中はヴィシー政権に捕えられ,ドイツに抑留されたが,アメリカ軍に救出され,46~47年暫定内閣首相を務めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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