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プラグマティッシェ・ザンクツィオン

Pragmatische Sanktion 本来,重要な国事(プラグマタとはギリシア語で「事実」の意)に関する君主の制定法のことであるが,1713年4月神聖ローマ皇帝カール6世が定めたハプスブルク家の家憲は最も有名。男子のないカールはこれにより同家の所領の不可分性と,マリア・テレジアによるその相続を確保しようとし,一応列国の承認を得たが,彼の死後オーストリア継承戦争が勃発した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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