ブハラ

ザラフシャン川下流のオアシスに位置する中央アジアの古都。古くはソグド人の都市国家として栄え,8世紀初めのアラブの征服後,イスラーム化が進展。サーマーン朝期からは中央アジアにおけるイスラームの学芸,ペルシア語文学の中心地となり,また幹線隊商路が交わる商業都市として発展。16世紀のシャイバーン朝以後,歴代のウズベク政権がここを首都とした。現在はウズベキスタン共和国ブハラ州の州都。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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