1. 用語
  2. 世界史 -ふ-
  3. 武勲詩(ぶくんし)

武勲詩(ぶくんし)

Chansons de geste フランス中世文学を飾った叙事詩。フランクの伝説的英雄や王侯の生涯,武勲を題材として,11~12世紀を中心に多くつくられ,特にカール大帝とその武将の英雄的騎士に取材したものが有名。『ローランの歌』などが代表例。キリスト教の戦士としての活躍や勇気,王に対する献身が主なモチーフをなす。のちドイツやイタリアでもつくられた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう