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フェルディナント1世(フェルディナントいっせい)

Ferdinand ・ 1861~1948(在位1908~18) ブルガリアの公(在位1887~1908),国王。ザクセン・コーブルク・ゴータ家出身。1887年ブルガリア公に選ばれ,94年スタンボロフ首相の解任後,既成政党や軍部との結びつきを強めしだいに実権を掌握し,1908年オスマン帝国内の混乱に乗じブルガリアの独立を宣言,「ツァール」を名乗った。最高司令官として指揮にあたったバルカン戦争,第一次世界大戦に敗北。大戦末期の兵士反乱の圧力のもと,連合国の意向を受け,18年10月長子ボリス3世に王位を譲り,国外退去した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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