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パンジャーブ

Panjab インド北西部のインダス川中流地域。「五つの川」の意で,インダス川の5支流に由来する。歴史的には,西方の政治勢力がインド亜大陸に進出する際の経路であった。19世紀初めにシク王国が成立したが,1849年にイギリスに併合された。1947年のインド・パキスタン分離独立により,ヒンドゥー教徒,シク教徒が多い東部はインド領,ムスリムが多い西部はパキスタン領となった。穀倉地帯で,60年代の緑の革命で農業生産を拡大したことで知られる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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