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バングラデシュ

Bangladesh ガンジス,ブラフマプトラ川などが形成するデルタ地域の国。首都ダカ(ダッカ)。ベンガル人が98%,ムスリムが85%を占める(1997年)。1971年に旧東パキスタンが独立しバングラデシュとなる。90年代に至るまで政情は安定せず,アワミ連盟総裁で独立の父ムジブル・ラフマン首相(75年に大統領)は75年のクーデタで殺害され,事態を収拾して77年に大統領になったジヤウル・ラフマンも81年に軍の一部の反乱で殺害された。82年にもクーデタがありエルシャド陸軍参謀長が実権を握ったが,民主化運動に押されて90年には退陣し,議会制が実質的に復活した。91年の選挙ではバングラデシュ民族主義党が,96年の選挙ではアワミ連盟が政権についた。農業が主要産業であるが,毎年洪水に悩まされる世界の最貧国の一つ。外国経済援助への依存度が大きい。輸出品目としてはジュートなどが伝統的に有名だが,近年既製服の輸出がめざましい。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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