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バルマセーダ

1840~91 チリの大統領(在任1886~91)。1864年国民党下院議員となり,自由主義派政治家として台頭。86年自由党,急進党の支援で大統領に就任する。鉄道,道路などインフラ建設,財政・税制改革,教育近代化など民族主義的近代化政策を断行し,硝石(しょうせき)産業国有化を計ったが,議会内外で,保守派のほか,銅・硝石業界を代表する自由党の離反を招き,内乱のなかで自殺した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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