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パルティア

Parthia 前247/前238頃~後224/226 カスピ海南東方に位置するセレウコス朝領のパルティア州より興り,イラン,メソポタミアを支配した王国。中国名は安息(あんそく)。イラン系遊牧民パルノイの族長アルサケス(アルシャク)を開祖とするので,アルサケス(アルシャク)朝とも呼ばれる。前2世紀中頃にはユーフラテス川からインダス川に至る大領域を支配し,前2世紀末頃からはメソポタミアを中心にローマと攻防を繰り返したが,3世紀に入るとサーサーン朝の攻撃を受けて王国は30代で滅んだ。224年は戦いに敗れて王位の断絶した年,226年はクテシフォン陥落の年である。文化的には初めギリシア風を好んだが,紀元後はしだいにイラン風が強くなった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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