ハリス

Townsend Harris 1804~78 アメリカの外交家。ニューヨークで貿易を営むかたわら同市の教育行政に携わり公立学校の整備に貢献。その後アジアへの関心から初代駐日総領事となり,条約交渉権を持って1856年下田(しもだ)に赴任した。翌年江戸出府を実現して将軍に謁見し,幕府要職者と通商条約交渉を行い,彼らの信頼を得て他国に先駆け58年日本との修好通商条約締結に成功し,初代駐日公使となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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