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発展段階説(はってんだんかいせつ)

人間の歴史を継起的な発展段階としてみる理論で,ほとんどの歴史理論はこれに該当する。ふつうにはリスト(フリードリヒ)に始まり,ヒルデブラント(ブルーノ),ビューヒャー(カール),シュモラー(グスタフ)に至るドイツ歴史学派の経済的発展段階説,これに心理的要因を加味したランプレヒト(カール),生物学的見地をとりいれたブライジヒ(クルト)の発展段階説を特にさすことが多い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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