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ビールーニー

973~1050? イラン系のイスラーム学者。ヒヴァ郊外に生まれたが,その地がガズナ朝の支配下に入るとともに,1016年頃捕われてガズナに移り,学者としてマフムードに仕えた。インド各地を旅行し,大著『インド誌』を著したが,それにはインドの歴史,地理,哲学,風俗,習慣などが記されており,当時のインドを知るうえでの貴重な文献史料である。その他にも重要な著述が多い。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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