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ピラミッド

pyramid 古代エジプトの石造建築物。墓として建てられたと考えられている。ベンチ状の墳墓マスタバを原型とし,第3王朝のジェセルがサッカーラに階段状ピラミッドを築いたのが嚆矢(こうし)である。ギザには正四面体を呈し,四面を東西南北に向けた第4王朝の大ピラミッドが三つ建てられている。上部構造と,岩をくり抜いてつくられた地下の施設とからなる。中王国時代に至るまで建てられたが,スーダンのメロエでは4世紀頃まで建造された。なお,これとは別に,マヤ文明やアステカ文明にも,同様の形状の石造建築があり,宗教行事に用いられたらしいが,近年そこから王族の埋葬が続々と発見されており,墓としての機能もあったことが強調されている。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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