ピーク

Wilhelm Pieck 1876~1960 ドイツの政治家。指物師(さしものし)出身。1895年社会民主党に入り,第一次世界大戦中はスパルタクス団創立に加わり,ドイツ革命に活躍し,共産党創立にも力を尽くした。1928~33年には国会議員。ナチス政権成立と同時にフランス,さらにモスクワに亡命し非合法運動を指揮した。ナチス崩壊後帰国し,共産党を再建し党首となった。46年社共合同して社会主義統一党になると,グローテヴォールとともに委員長となり,ドイツ民主共和国の成立とともに大統領に就任した(在任1949~60)。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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