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法家(ほうか)

諸子百家の一つ。諸家の空疎に走る思想を排し,法を重んじて信賞必罰を期し,権力を君主に集中して国を治めることを説いた。管仲(かんちゅう)が祖と仰がれ,申不害(しんふがい),商鞅(しょうおう)らがその代表で,韓非(かんぴ)によって大成された。これを秦の統一政策に実施したのが李斯(りし)である。この法治主義は漢初まで受け継がれたが,儒家の徳治主義が政治原理となるに及んで衰微した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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