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インドネシア独立運動(インドネシアどくりつうんどう)

カルティニら個人的な活動の段階から保守的なブディ・ウトモにより組織的運動が始まり,サレカット・イスラームによって大衆のエネルギーが奔出する最初の高揚をみた。1910年代末に運動が激化するなかで,議会の獲得,資本主義との戦い,社会主義が主張された。インドネシア共産党が大衆運動を継承し,26年の武装蜂起は既存の民族の枠を越える最初の全国的蜂起となった。その敗北で共産党が壊滅すると,インドネシア国民党がインドネシア民族主義と対オランダ非協調路線を掲げて運動の主導権を握った。しかし,30年代前半には厳しい弾圧の前に非協調路線による大衆運動の諸政党は勢力を失い,協調路線の運動も自治への展望すら開けないまま第二次世界大戦を迎えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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