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イラン立憲革命(イランりっけんかくめい)

1905年,砂糖価格の高騰に対して商人が罰せられたことを契機に,国民各層が参加する反専制運動が高まった。06年,カージャール朝国王モザッファル・アッディーン・シャーは国民議会を召集,憲法が発布された。しかし08年,新国王モハンマド・アリー・シャーはロシアの支援を受け同議会を解散させ,憲法を廃止した。それに対しその後も広範な抵抗が続き,09年9月,立憲制は回復され議会も再び召集されたが,11年,ロシアの軍事介入により運動は崩壊した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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