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イギリス‐イラン条約協定(イギリス‐イランじょうやくきょうてい)

1919年8月テヘランで調印。ソ連南進の脅威に対しイランの一層の従属化と強化を狙ったイギリスは,イラン側にイギリス以外から行政顧問,軍事専門家,軍事装備などの導入を行わないことや関税収入の一部を借款返済に当てることなどを約束させた。イランをイギリスの実質的な保護国とするものとして,21年,イラン国会の批准拒否により破棄された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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