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広東十三行(カントンじゅうさんこう)

清代の広州に設けられた外国貿易を取り扱う特許商店(洋貨行)の通称。1685年の外国貿易解禁に伴って,翌年少数の特許商人が指定されたのが始まりで,その後行数や組織,義務などに変動はあったが,南京条約成立までいっさいの外国貿易を独占した。なかには巨富を貯える者も多く,清代の代表的な商業資本として両淮(りょうわい)の塩商と並び称された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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