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ガンジス川(ガンジスがわ)

北インドの大河。ヒマラヤ山脈から発し,数々の支流と合流しながらヒンドゥスターン平原を東方へと流れ,ベンガル湾に注ぐ。紀元前1000年頃にアーリヤ人が中流域に進出し,農耕社会を築いたといわれる。やがて商業が発達し,都市が成立。政治,経済,文化の中心地となり,マウリヤ朝,グプタ朝などの統一帝国の都が置かれた。ガンジス川は聖なる川として知られ,その川岸には,ハリドワール,アラーハーバード,ヴァーラーナシーなど多数の聖地がある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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