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「神の平和,神の休戦」(かみのへいわ,かみのきゅうせん)

教会の主導による西欧封建社会期の平和運動。10世紀末以来の各地の教会会議やクレルモン教会会議で設定。「神の平和」は,特定の人や財産を侵害しない旨の,封建貴族間の平和誓約。「神の休戦」は,特定期間(例えば金曜日から日曜日,待降節,四旬節,復活祭など)内の,教会による戦闘禁止(戦闘は1年に90日以内)。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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