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神の国(かみのくに)

De Civitate Dei アウグスティヌスの主著。全22巻(413~427年)。410年アラリックの率いる西ゴート族が「永遠の都」ローマを占領,荒掠した事件に関して,異教徒たちがその責めをキリスト教に帰して非難したのに対して,歴史哲学的立場からなされたキリスト教弁証論。この書には「神の国」と「地の国」との対立として歴史の真相がとらえられ,キリスト教歴史哲学の古典となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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