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カプサ文化(カプサぶんか)

Capsa 地中海沿岸に広く分布する旧石器時代後期から中石器時代にわたる先史文化。南チュニジアのガフサ市近郊エル・メクタの遺跡にちなみ,1909年,ド・モルガンの命名した文化である(ガフサ〈Gafsa〉のラテン語名がカプサ)。ヨーロッパのオーリニャック文化とマドレーヌ文化の石器に併行したフリント製の石刃(せきじん)系石器から,小型の幾何的形態の細石器(カプサ末期)まで出土する。ことに東スペインの岩陰遺跡(ピレタ,コグール,アルペラ,シェラ,モレナなど)は,狩猟や祭儀の光景を描いて有名である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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