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カーバ神殿(カーバしんでん)

Ka‘ba イスラームの聖堂。メッカの大モスクのほぼ中央にある。黒い幕で覆われた高さ約15mの石造の立方形の建物で,東の角の下部に,黒石がはめこまれている。その歴史は非常に古く,アラブ多神教の神殿であったが,ムハンマドによってイスラームの聖堂とされた。ムスリムはカーバへのハッジ(巡礼)を義務づけられ,礼拝の際カーバに向かうが,この方向をキブラという。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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